Exhibition 2014


営業時間:11:00 -19:00(日・月・祝祭日定休)

会場:NANZUKA [ ACCESS MAP ]

オープニングレセプション

    この度、NANZUKAは三嶋章義の新作個展を開催致します。

    三嶋は、1978年大坂府に生まれ、グラフィックデザインの学校を卒業した後、ヒロ杉山率いるエンライトメントに参加。2009年以降は自身の創作活動だけでなく、ファッションブランドFUGAHUMのアートディレクション、ナカコーとのユニットMECABIOtH、布袋寅泰のロンドンでのライブ演出、TEI TOWAや大沢伸一などといった著名ミュージシャンのVJ、など、多岐にわたる活動を精力的に行ってまいりました。現代美術家としても、ドイツの有力ギャラリーNagel Draxler (Berlin) にて個展を開催するなど、その評価は年々高まっています。

    三嶋は、これまでにNANZUKAにて、「QUARTER」(2006)、「FAMILY」(2009)、「ヒエラルキー」(2011)と3つの個展を経験し、人類学的なアプローチをベースに世代を超えて更新されていく知性や感覚、エネルギーの普遍性をテーマとした作品を発表してきました。2012年には、ベルリンのGalerie Lena Brüningにて個展「AWAKING HYPNOSIS(催眠覚醒)」を開催し、東北大震災に対応して新しい子供たちを意味する「Indigo Children」と題した作品にて、人間の前進する根源的なエネルギーを表したシリーズを発表し、3.11以降私たちが直面した問題に自身の創作活動を反映させています。また、2013年4月と2014年1月にドイツで行った二つの個展「荘厳」(Christian Nagel Cologne Project space)、「察する」(Galerie Nagel Draxler, 2014)では、俵屋宗達や蒔絵といった日本の美術史とパウルクレーやカンディンスキーといったドイツの近代美術を同時に引用しながら、美学的な普遍性を追求した平面作品を発表し、新たな方向性を示しています。

    当ギャラリーとしては3年ぶりとなる今回の個展では、「節穴」をインスピレーションに、“微に入り細にわたった視点を追求することで初めて辿り着くことのできる大局的な見地”というコンセプトの基に制作された平面作品と立体と顕微鏡を用いたインスタレーションを発表する予定です。

    本展に寄せて、三嶋は次のように語っています。
    「例えば、自然科学者や物理学者が、自然を観察する事で世界の成り立ちを知るように、私たちは日常生活の中で見落としがちな視点から多くの事を今も学ぶことができます。私たち日本人は古来から自然発生的に各土地の風土や生活環境の中で八百万の神という観念を形成してきましたが、それは世の中の事物一つ一つに神が宿るという視点と、その集合体によって世界が成り立っているという解釈が同時に含まれています。もしかすると、節穴から覗く狭い世界にこそ私たちの心を震わす焦点があり、その体験で新しい発見が生まれるのではないかと私は考えます。本展では、そうしたモノの捉え方を私なりの方法で再提示したいと思います」。

    2014年7月5日(土)18:00~、アーティストを囲んでのオープニング・レセプションを開催致します。
    本展を皆様にご高覧頂ければ幸いです。

    作家詳細はコチラ